五條天神宮の基本情報
詳細情報
御由緒
社伝によれば、延暦13年(794)、桓武天皇の平安遷都に当たり、大和国宇陀郡から天神を勧請したのが当社の始まりといわれる。当初は「天使の宮」(天使社)と称したが、後鳥羽天皇の時代に「五條天神宮」と改めた。 創社の頃は社域も広く、社殿も高荘であったが、中世以来度々火災に遭い、元治元年(1864)の蛤御門の変で社殿は焼失した。現在の社殿は近時の再建である。 当社は古来、医薬・禁厭(まじない)の神として広く崇敬され、今なお節分には、厄除け祈願のために参詣する人が多い。 例祭は、毎年五月十日に行われる。