松原道祖神社の基本情報
詳細情報
御由緒
松原道祖神社は、平安時代以前の創建と伝えられるとても古い神社で、松原通と新町通との交差点を少し南へ行ったところにあります。 「道祖神社」の名のとおり猿田彦神をご祭神に含み、当時交通の要所とされた平安京の五条大路(現在の松原通)に祀られ、今も交通安全・旅の安全の神様として信仰されています。平安時代の説話集「宇治拾遺物語」などでは、「五条の道祖神」の名で呼ばれているようです。 社殿は天明の大火や蛤御門の変などの火災で焼失し、戦前は付近の民家内に祀られていましたが、戦後、地元の住民たちにより現在の地に移されて再建されました。 しかし度重なる火災によって所蔵していた古文書類も焼失してしまい、詳しい創建時期や由緒等は不明となっています。