浄土院の基本情報
詳細情報
行き方
銀閣寺さんの、門前のすぐ脇にある小寺さんです。
御由緒
清泰山と号する浄土宗知恩院派の寺院である。 この地には、もと、浄土寺と呼ばれた天台宗の寺院であったが、文明十四年(1482)、東山殿(後の銀閣寺)の造営に際し、相国寺(上京区)の西に移された。 当院は、その跡地に残された草堂を泰誉浄久が浄土宗の寺として復興し、浄土院と名付けたことによるといわれている。その後、享保十七年(1732)には、随誉により堂宇が再建あれ、今日に至っている。 本堂に安置する阿弥陀如来坐像は、等身大のもので、浄土寺にあった遺仏といわれている。 五山送り火の一つ「大文字」を儀式することから「大文字寺」と呼ばれ、毎年八月十六日の大文字の送り火には、精霊送りが行われ、多くの参拝者が賑わうとともに、山上の弘法大師前で、歴代住職による読経が行われる。