高雲寺の基本情報
詳細情報
行き方
京都市営地下鉄烏丸線北大路駅より雲ヶ畑バスもくもく号乗車、高雲寺前バス停下車(1日2往復)
御由緒
九龍山と号し、臨済宗永源寺派に属する。 この地は、文徳天皇の第一皇子惟喬親王が閑居された高雲の宮趾と伝えられ、貞観十一年(869)、親王はここで落飾され、宮と改めて当寺を創建したといわれている。 創建当時は、真言宗の祈祷所として栄え、祈祷を行う際には、村役人をはじめ里人が集まり、謡曲の「田村」を奉納したり、寺に柩を近づけないなどの風習があったと伝えられている。 寺宝には、惟喬親王が書写したといわれる大般若経(惟喬般若)六百巻のほか、近郷の人々がこれを拝むとすぐに病が治ったと伝える大般若経説相図や貞観時代(859〜788)作の薬師如来像、山越如来像などがある。 また、当寺のある中畑町及び出谷町では、毎年八月二十四日に、愛宕山への献火行事として「松上げ」の行事がとりおこなわれる。
高雲寺へのアクセス
行き方
京都市営地下鉄烏丸線北大路駅より雲ヶ畑バスもくもく号乗車、高雲寺前バス停下車(1日2往復)