中川八幡宮社の基本情報
詳細情報
御由緒
当社は鎌倉時代の頃、鎮守の森として山の神々を祀り、その後、源氏の一族がこの地に定住し、当八幡宮社を建立されたものと伝えられる。 寛文十二年(1672)頃と明治二十七年(1894)の二階の災火にて本殿を消失し古文書等はほとんど烏有に帰したが、幸いにも御神霊は無事奉遷されたので翌明治二十八年(1895)に再建された。 御祭神は十五代応神天皇(誉田別尊)であり、十月の第二日曜日に例祭が行われる。本社八幡宮社の脇宮として、右に伊勢大神宮(御祭神・天照大神)、左に春日神社(御祭神・武甕槌神)を祀る。また、境内末社として、本社右に山の神々社(御祭神・大山咋神)が鎌倉時代の頃に、左に愛宕神社が大正十二年(1923)神社改築の際それぞれ祀られた。本社と山の神々社の間にある岩座は、昭和五十年(1975)に建立、パワースポットとも言われ、お参りが多い所である。 境内には北山杉の母樹といわれる樹齢約六百年の御神木が立つ。