大日寺の基本情報
詳細情報
行き方
ごめん・なはり線 のいち駅下車 (2.0km) 27【神峯寺】より (自家用車)約1時間 約38km (徒歩)約10時間 約38.5km 29【國分寺】より (自家用車)約20分 約12km (徒歩)約20時間 約9km
文化財
木造大日如来坐像、木造聖観音立像(重要文化財) 大日寺(香南市指定史跡)
御由緒
境内には四季折々の花が咲き、巡拝者の目を楽しませてくれる。早春にはサンシュユの花、3月彼岸ごろにはしだれ桜、本坊前のコブシの花、10月中旬から十月桜や万両が見頃を迎える。 縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の勅願により、行基菩薩が大日如来の尊像を彫造し、堂宇に安置して開創されたと伝えられる。その後、寺は荒廃したが、弘法大師が四国を巡教された弘仁6年(815)、末世の人々の安泰を祈り、楠の大木に爪で薬師如来像を彫られ、これを祀って復興されたという。 以後、隆盛を誇り、七堂伽藍や末寺、脇坊も備わり、17世紀初頭の慶長年間(1596〜1615)からは土佐藩の祈願寺となって、堂塔も整備された。明治新政府の神仏分離令によって一時は廃寺となったが、本尊は「大日堂」と改称した本堂に安置していたので救われ、明治17年に再興されて現在にいたっている。 行基菩薩作とされる金剛界大日如来坐像は、高さが約146㎝の寄せ木造りで、四国では最大級。また、脇仏の聖観世音菩薩立像は智証大師作と伝えられ、これも高さ約172㎝と大きく、ともに国の重要文化財に指定されている。また、大師ゆかりの楠の霊木は「爪彫り薬師」と呼ばれ、奥の院とされている。その楠は明治初めの大風で倒れたが、跡地に一堂を建てて安置している。この霊木は、頭、眼、鼻、耳、顔など首から上の病に霊験があらたかとされている。薬師堂の脇には、土佐名水40選にも選ばれた大師御加持水が湧く。
大日寺へのアクセス
行き方
ごめん・なはり線 のいち駅下車 (2.0km) 27【神峯寺】より (自家用車)約1時間 約38km (徒歩)約10時間 約38.5km 29【國分寺】より (自家用車)約20分 約12km (徒歩)約20時間 約9km