王禅寺の基本情報
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歴史
沿革[編集] 創建の正確な年代は不明である[1]。慶安3年(1650年)成立の縁起(『聖観世音菩薩略縁起』)によれば、天平宝字元年(757年)、観音菩薩が孝謙天皇の夢枕に現れ「武蔵国の光ヶ谷戸という所に居る」と言われ、探索を命じられた結果、発見されたという。孝謙天皇の勅命で武蔵国都筑郡二本松で発見(光ヶ谷など異説あり)された一寸八分の聖観音(しょうかんのん)である金の像を祀り堂宇を創建したという。寺伝によれば延喜17年(917年)高野山の三世無空上人が、醍醐天皇から「王禅寺」の寺号(王の命じた仏教を修行するに適した場所としての寺という意味)を賜り、同地に改めて創建され関東の高野山と呼せら...Wikipediaで続きを読む
引用元情報
「王禅寺」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E7%8E%8B%E7%A6%85%E5%AF%BA&oldid=86634980
概要
王禅寺(おうぜんじ)は、川崎市麻生区王禅寺940にある真言宗豊山派の寺院。正式名は星宿山蓮華蔵院王禅寺。「王禅寺」は付近一帯の地名にもなっている。「東の高野山」とも呼ばれた。寺紋は三つ葉葵。日本最古の甘柿の品種と言われている禅寺丸が発見された寺として知られ、境内には国の登録記念物に登録された原木が残っている。