横浜成田山延命院(成田山横浜別院)の基本情報
詳細情報
御朱印
あり真ん中に不動明王、右下に成田山、左下に延命印と
御由緒
日米通商条約の締結により港が開かれまして、一漁村でありました横浜は全国各地から押し寄せる移住者を吸収して一躍国際港の街となりました。 これらの移住者の中には成田不動尊を信奉する東京や千葉の人々が非常に多く熱烈なる念願のもと、成田山大本山に願い出るに至り明治3年、遙拝所が設けられました。 遙拝所の本尊には成田山の観音院の不動明王像を遷座奉安しました。これが当院の開創でございます。 その後信徒の増加、講社の設立、遙拝所では手狭となります。 独立した成田山教会所を求める声が上がり「高島易断」で名高い高島嘉右衛門より広大な敷地の寄進を受け、成田山教会所が設立されました。かくて明治10年、遙拝所から御本尊が移し奉り、明治26年、寺号を「成田山延命院」とし今日に至ります。