徳重神社の基本情報
詳細情報
御由緒
本社は今から約600年前の元中七年(1390)に伊集院城主長門守忠国の第十一子石屋眞梁禅師が故あって長州大守(山口県)大内義弘の娘法名法智妙円の霊を弔うために建立した妙円寺(禅寺)がありましたが、明治二年11月藩内一般廃仏の制令により廃寺され(明治十三年に再建)其の跡に同年12月28日建立された神社であります。 祭神義弘公は天文四年(1535)7月23日、伊作城に生まれ天文五年2才の頃から父貴久公(松原神社祭神)とこの伊集院壱宇治城に移り16歳頃まで十余年を過ごされ深くこの地を愛されました故に慶長九年(1604)妙円寺を自分の菩提寺に指定し自ら五百石の寺領を寄進し自己の木造を京都の康厳という者に作らせて安置されました本社の御神体がそれであります。