若宮八幡宮の基本情報
詳細情報
御由緒
古代平安時代、陸奥鎮守将軍源氏と、奥州安部一族の争いがおきました。「前九年の役」康平5年(1063)9月、源氏の大将八幡太郎義家が、川岸の黒沢尻柵にこもる安部貞任の弟、黒沢尻五郎正任の陣めがけて火矢を放って攻め込んだ、戦いのこの地は本陣でした。 この地域は若宮とよばれ、若宮清水を利用して農業を営む在家{豪農}集落で、今も西在家の佐藤家が若宮八幡宮の別当を、代々勤めています。中世、この戦勝のゆかりの地に、源氏の氏神である鎌倉の八幡宮の分霊を勧請して、若宮八幡宮が建立されたと伝えられています。