塚稲荷神社の基本情報
詳細情報
御由緒
二子村塚の腰稲荷神社は、元禄十七年(1704)領主の命により街道に一里塚を築いた折、その辺りに稲荷大明神の使いなる白狐の室屋があったので、地主小屋乃弥右衛門ここに初めて小社を建立し、稲荷大明神を勧請して祀った。 その後、元文年中(1736-1740)浪士岡園右衛門茂昭祈誓するところあって立願し、その願い成就したので、祠塚を毎年一塚ずつ建て、五ヶ年に五塚を建立して奉った。 また、願主小屋乃弥右衛門の孫弥惣治が、再び神社を修築して祭祀を行うに、時の代官佐藤利左衛門勝隣もまた信仰を厚くし、更に諸官・民衆力を合わせて社殿造営につとめ、これを完成せしめた。以来村民悉く鎮守と仰ぎ今日に至る。