三ツ石神社の基本情報
詳細情報
御由緒
昔、この地に<羅刹(あるいは羅教)>という名の鬼が棲んでおり、悪事の限りを尽くしていたという。困り果てた人々がこの地で崇拝されていた<三ツ石様>という自然石に祈願したところ、たちまち鬼はこの巨石に縛り付けられた。さすがの鬼もこの神聖な威力に恐れをなし、二度とこの地に現れないと約束し、この巨石に自分の手形を押して立ち去ったという。この伝説によって、この地は鬼が二度と来なくなった場所という意味の「不来方(こずかた)」と呼ばれるようになり、また鬼が岩に手形を押したということから「岩手」という名前が出来たと言われている。そして盛岡の代表する夏祭りである<さんさ踊り>の由来も、羅刹という鬼がこの地から去ったときの民衆の喜びを表現したものであると伝えられている。 三ツ石神社の入り口に立つと、その問題の3つの巨石が出迎えてくれる。調査によると、この岩は元来1つの岩だったらしいが、年月と共に3つに割れてしまったのだという。さらに岩手山で噴火が起こった際にとんできたものであろうと推測されている。その唐突にそびえ立つ岩を見ていると、その巨大さゆえに信仰の対象となり得たことが十分理解できる。しめ縄を張られた岩の表面は苔むしており、今でも鬼が手形を押した場所だけは苔が生えないので、手形らしきものが見えるという(残念ながら、最近ではかなり薄れてしまい、肉眼で確認するのは難しい)。
引用元情報
「三ツ石神社」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E4%B8%89%E3%83%84%E7%9F%B3%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=87544399
概要
三ツ石神社(みついしじんじゃ)は、岩手県盛岡市にある神社。三石神社ともいう。
行事
祭事[編集] 盛岡さんさ踊り奉納演舞(7月下旬)[1] 例大祭(8月第三土曜日)[2] ^ “さんさ踊りの由来 | 知る|盛岡さんさ踊り 公式ホームページ”. www.sansaodori.jp. 2020年5月30日閲覧。 ^ 引用エラー: 無効な タグです。「:1」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません