徳蔵寺の基本情報
詳細情報
御由緒
徳蔵寺は城里町の徳蔵とくらに位置する真言宗(智山派)のお寺です。平安時代の末期に弁海上人べんかいしょうにんによって創建されといわれています。ご本尊は大日如来です。 一時期は300人もの僧侶がいて賑わいましたが、元久2年(1205年)、笠間の正福寺しょうふくじとの争い(法戦)により、伽藍が焼失しました。 一方の正福寺も後に笠間氏を名乗る宇都宮氏(藤原時朝)に攻められて廃寺になりました。(その後再建)事情があっての争いとはいえ、最終的にはいずれにも残念な結果となったようです。 幸いにも徳蔵寺には仏像と伽藍の一部は守られましたので、大永2年(1522年)に空法くうほう上人が小さな伽藍で再興しました。
札所
・開運花の寺めぐり 六番 ・佐竹七福神 寿老人 ・笠間新坂東三十三ヶ所観音霊場第22番札所