護國院(厄除不動尊)の基本情報
詳細情報
御由緒
降魔山護国院経音寺。真言宗智山派の寺。本尊は五大明王。 成田山新勝寺の不動明王とは、同じ木から彫られた「兄弟不動様」とされる。 北関東三十六不動尊霊場第29番札所。厄除不動尊として知られる。 708(和銅元)年の開基とされる。当初は鹿島神宮の境内にあり、1674(延宝2)年、鹿島大宮司の意向で現在地に移る。 1870(明治3)年、火災により堂宇を焼失するが、本尊は天狗騒動の際に、別の場所に移してあり、難を免れた。 不動堂は、1879(明治12)年の再建。1996(平成8)年9月22日の台風17号の影響で損傷が著しくなったため、修復を行い、 1998(平成10)年1月、完成した。境内には鹿嶋市指定文化財の板碑がある。