崇富出世龍王神社の基本情報
詳細情報
御由緒
4世紀から5世紀にかけてこの垂水や明石地方を支配したのは南鮮から移住してきた海人族(あまぞく)であったようです。これらの海洋民族は、台風などは季節などで注意していましたが、何の前触れもなしに起こる竜巻とそれに伴う雷については、防ぎようがなく非常に恐れていました。これを鎮めるために祈ったのが、中国で信じられていた「竜神信仰」でありました。その竜神を祀っていたのが、この先端の岬であったのでしょう。昭和30年の市営住宅の造成で南部が削られましたので、団地の東裾の当地に降ろし「崇富出世龍王」として、今も地元の人たちに信仰されています。