法界寺の基本情報
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御由緒
開基、村上天皇暦六年(952)福原西国三十三所観音霊場第二十六番札所。 当寺院は、西国街道に面して開基以来海難者を葬る唯一の寺院で、承安元年(1171)平相国清盛公大輪田泊修築の折から清盛公参籠祈願の寺として発展した。当寺院には、平相国清盛公御崇敬ありし大弁才尊天像(弘法大師御作と伝えられる)が安置されてあったが、源平合戦の際御頭のみ平家一門とともに西下した(『蓮池院守護大弁財天縁起』)※平相国清盛公御崇敬大弁天尊像は山口県萩市蓮池院に現存す。 のちに正親天皇天正六年(1578)廓蓮社然譽上人得無和尚により浄土宗に改められる。太閤秀吉により兵庫上洛城の折、寺城焼失するも三木城主別所長治公発願により天正八年(1580)再建される。その後第二次世界大戦・阪神淡路大震災を経て再建し現在に至る。