猿田彦神社の基本情報
詳細情報
御由緒
当神社の創建は明らかではないが、御祭神は「古事記」「日本書紀」に登場し、多くの神々の中でも最高にユニークな部類に入る神である。猿田彦大神は天孫が天降りされると聞いたので其の道案内をつとめたとつたえられるほか、いろいろと民俗信仰と結びついている。 その一つが道祖神であり、道祖神は邪悪を防ぐ神であり、又は導きの神、境の守りの神でもある。さらに男女の縁結びの神でもあり、子宝・安産・子育てなど子孫繁栄とこれにまつわる病の癒しに関わるさまざまな願いをかなえてくださると伝えられ、以来当森地区の除災招福の神社として継承され明治六年八月に村社に指定される。昭和二十年の戦災にも火災から免れた等霊験あらたかである。現在では建物建設の際に土地の守護を、又、交通安全を祈る参拝者も多い。昭和四十年六月、豊川稲荷神社を創立した。その他、境内に地蔵菩薩を安置する。