腹切地蔵の基本情報
詳細情報
御由緒
この地蔵はお腹のところで折れているつころから、俗に腹切地蔵と呼ばれている。 つまり腹に関する一切の病気はこのお地蔵に祈願すれば必ず治るといういわゆる民間信仰から生まれたもので、長い年月村人や近郷の人々から篤い信仰を受けていた。 この場所は古来、有馬街道と甲山参詣道の交差点にあたり、人の往来で大変賑わったところでもある。この地蔵はその人達の道中安全を願うと同時に村人たちの家内安全無病息災の守護仏として建立されたものであろう。こ縁日は毎月二十四日で、とくに八月二十三日、四日の両日には地蔵盆が盛大に催され当地での大きな楽しみの一つになっている。