青玉神社の基本情報
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御由緒
当社は晩秋、丹波、但馬の境、三国岳に鍛治業のご神徳をもって奉斎されていた。やがて南の山麓なるこの地に遷座せられ、土地を拓き、農を進め加古川流域の農業の繁栄をもたらせた。かつては加美町北部の総氏神と崇められた。奇しく妙なるご加護は、家運隆盛、家内安全、農工などの殖産興業の祖神と広く知れ亘り、近隣はもとより道行く遠近の人々は交通安全をはじめ所願成就を祈る参詣者が多数あります。昔、狩人が身の安全を願う湯立ての神事は、今も例年七月十五日前後に行く多くの参拝者が忌湯を浴びて無病息災を祈願している。勧請年月日は不詳なるも明応二年、安政三年の二度も火災に罹り、現今の社殿は万延元年(1860)の造営によるものです。