置戸神社の基本情報
詳細情報
御由緒
置戸神社は大正3年10月14日、岡村八十一・川村良平・上田喜太郎・清水三吉・瀬谷博治らが発起人となって、現こじか保育園の所に祠を建立、伊勢神宮の御分霊奉戴をもって創祀としたが、この地は土地が低く湿地帯であるので適地ではないとして、同11年6月14日拓殖線路の沢高台に移遷し、祭祀を行っていた。しかし、この場所も市街地に遠く、管理に適切を欠き、建物も荒廃してきたということで、昭和5年神社創立に関する会議を開き、鎮座地を置戸橋向いの現神社地に決定出願し、9百坪の無償使用許可と神社創立許可願が承認された。同6年1月の村会で村長は『一村ノ鎮護神トシテ崇メル祭神ガナイノデ村民ノ思想ニ一致ヲ欠キ、信仰ノ中正ヲ失フ様ナ傾ガアルノデ、歴代理事者ハ村社ノ建設ニ腐心シテ今日ニ至リマシタ。昨年12月ニ内務省ヨリ創立許可ノ指令ガアリ茲ニ建設ノ機運ニ至リ云々』と報告し、同6年6月14日遷座祭を斎行している。昭和41年に社務所を新築。平成10年、置戸神社氏子総代会と置戸町神道会が老朽化してきた御社殿の御造営を決断、同11年3月に社殿御造営奉賛会を設立、同5月に着工した。木造平屋建て、鉄筋コンクリート基礎、銅板一文字葺き屋根の神明造連結社殿が同年11月に完成、遷座祭が斎行された。翌12年2月に記念式典並びに落成祝賀会を挙行。翌13年も、境内整備、階段、手水舎、授与所、廃水改修など継続事業として行われ、同13年度末に一連の事業が完成。