西坂ねこ稲荷神社の基本情報
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御由緒
昔々「信夫の三狐」といわれる3匹の狐がいました。人を化かすことが大好きな信夫山の御坊狐と、頭のいい一盃森の長次郎と、ずる賢い石ヶ森の鴨左衛門です。この3匹のなかでも御坊狐は木の葉の小判で魚屋をだましたり、馬方に馬糞(まぐそ)を食わせたりと、悪戯三昧でした。しかしある日、御坊狐は石ヶ森の鴨左衛門に騙され、大事な尻尾と神通力を失ってしまいます。そして御山の僧に諭され改心した御坊狐は、カイコを食い荒らすネズミを退治し、養蚕の守り神として大切に祀られています。