撃鼓神社の基本情報
詳細情報
御祭神
天太玉尊、天児屋根命、天細女命 王谷郷(幸袋町の旧名)の産土神である。
御由緒
古い伝えによると上宮は白旗山中腹にあり下宮が山裾にあって古くは上宮を鼓打権現・下宮を笛吹権現と呼んでいた。この両権現は神功皇后が三韓出兵の際の神楽奉納で囃子の太鼓・笛を指導した神だと云われている。また、神功皇后が都に帰る途中に再び立ち寄られ、白旗八流を納め奉斎されたのが「白旗山」で、池の水を汲み授乳の祈願をされて以来「乳の池」と呼ばれている。 撃皷神社の佐伯家文書には「神楽」という文字が見られる。最も古い記述は元禄14年(1701)6月14日の日付のある「直方黒田伊勢守様まで雨乞祈祷被迎付湯立神楽有」であり神楽奉納が行われていたと思われる。本殿は、文安3年(1446)8月再建され、その後一度火災に遭ったと神殿の掛け物に記述があり、この神社の古さを伺い知ることができる。祭神は天太玉命、天児屋根命・天細女命で氏子区域は4つの町に及ぶ。下宮は佐伯氏が累代祭を司っている。 【創立年代】創立年代は太古で不明。 神武天皇が東征する時、また神功皇后が三韓征討に行く時に祈願した事が旧記に載っている。 【撃皷神楽開催日】4月19日、10月19日共に近い日曜日