久須夜神社の基本情報
詳細情報
御由緒
創祀勧請は詳かならず、社殿の創建は大化二年乙巳の年と伝えている。 延喜式内社である。 境内山中に岩があり、大神岩という。往古大神がこの岩上に鎮座されたという。 里人は狼岩といって畏怖している。 また常に御憩いなされた御腰掛岩があり、一帯を烏帽子の森と称し現境内がその一部を占めている。今も尚堅く不浄を禁じている。斎衡年間(西暦八百五十四年)現在地に社殿を建て鎮座される。若狭国の名山久須夜岳は久須夜神社の名に依って生まれ、久須の夜雨は若狭八景に数へられている。