青海神社の基本情報
詳細情報
御由緒
当神社の創建年代は不詳なれども、延喜年間に編され延喜五年(927年)に撰進された延喜式神名帳に記載された式内社であり、古くから信仰を集める古社であります。 主祭神の椎根津彦命は古事記、日本書紀に依ると、神武天皇東征の砌、海道を導かれ日本の建国に際しては殖産興業に御尽力されました。 青郷の人々の祖先である青海首は海部と呼ばれる海に関する人々であり、御祭神椎根津彦命の末裔でありますが、海部を御統治された第十七代履中天皇の皇女飯豊青皇女(青海皇女)が御祭神を慕われ御祀りになられたと伝えている。 現在、御本殿後方の窪地は、飯豊青皇女の禊池と伝えている。 古代の青郷は現在の地域よりもはるかに広く、現在の青郷は元より高浜町の内浦地区、京都舞鶴市の大浦地区をも含み、当神社は若狭丹後国にわたるこの地域の総鎮守の宮でございます。