諏訪神社の基本情報
詳細情報
御祭神
《主》武御名方命,《配》大国主命,事代主命,大山咋命,大雀命,倉稲魂命,猿田彦命,伊弉諾命,伊弉冊命
御由緒
往古社頭灰燼と化し社伝・旧記悉く消失したため由緒は不祥となっているが、宇和旧記によると永正3年(1506)、御荘郷(現在の南宇和郡)領主法眼承賢一族により再造営との記録があり、それ以前より存在していたことは確かである。 口碑によると往古、夜になると山頂に何処からか神霊翔来されて樹間より燐火(ひとだま)が見られたという。その燐火より村人に「我ハ諏訪ノ神ナリ、祭祀ヲ怠り無クハ鎮守セリテ永ク村民ヲ冥護セントス」と託宣があり、以来城辺村の産土神と崇られたという。 宝永5年8月(1708)御荘郷の総鎮守と崇められ以来、例祭(秋祭り)には御荘組内の代官および庄屋などは必ず参列した。また、五穀豊穣、豊漁祈願、疫病平癒の祈祷所として御荘郷内の人々の信仰を集めた。明治6年11月神社の格式が定められた時、郷社となった。 現在の社殿は昭和12年10月に全て建て替えられ、平成18年に本殿を除く建物を改修した。