前神寺の基本情報
詳細情報
行き方
石鎚山駅 (0.7km) 63【吉祥寺】より (自家用車)約10分 約3km (徒歩)約50分 約3.5km 65【三角寺】より (自家用車)約1時間 約46km (徒歩)約13時間 約45km
文化財
石鎚修験道に関する古文書、横峯寺出入(御室御所ご裁許後道後先達中の披露の節定書)、修験道に関する綴(西条市指定書跡)
御由緒
山岳信仰の山として崇拝される日本七霊山の一つである石鎚山(標高1982m)の麓の霊場で、真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。 開創は、天武天皇(在位673~86)時代に修験道の祖・役行者小角が石鎚山で修行を積んだ後、衆生の苦を救済するために釈迦如来と阿弥陀如来が石鈇山大権現となって現れたのを感得し、尊像を彫って安置し祀ったことに縁起する。その後、桓武天皇(在位781~806)が病気平癒を祈願し成就されたことにより七堂伽藍を建立し、勅願寺「金色院・前神寺」の称号を下賜された。以降、文徳天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇、順徳天皇など多くの歴代天皇の信仰が厚かった。 後に空海(弘法大師)も2度石鎚山を巡鍚し虚空蔵求聞持法や護摩修行、断食修行などを行ったことが知られている。 江戸時代には、西条藩主松平家の祈願所となり三つ葉葵の寺紋を下賜するなど寺運は隆盛を極めたが、明治維新の神仏分離令により寺領を没収され、一時は廃寺を余儀なくされた。明治22年に前神寺として復興をはたし真言宗石鈇派総本山として法灯を伝えている。 毎年恒例の7月1日からの「お山開き」には白衣姿の信徒が結集し、法螺貝の音に「なんまいだ」を唱和している。
札所
四国八十八箇所64番 四国(東予)七福神・寿老人
前神寺へのアクセス
行き方
石鎚山駅 (0.7km) 63【吉祥寺】より (自家用車)約10分 約3km (徒歩)約50分 約3.5km 65【三角寺】より (自家用車)約1時間 約46km (徒歩)約13時間 約45km