宮川熊野神社の基本情報
詳細情報
文化財
本殿は正徳年間1711-1716 拝殿は弘化年間1845-1848 拝殿右奥には熊野権現のご神木である梛の大木がる。
御由緒
貞観十八年876に紀伊熊野本宮大社より勧請したものと伝えられ、旧号を宮川入之領境の宮と称した。その後、天慶三年940には平将門の承平天慶の乱を鎮定せる功により社殿建築神領十貫目を寄進され、この時熊野新宮大権現と改めた。以来、武門の崇敬も篤く、熊野山領の匝瑳南条荘に鎮座し、近郷十八ヶ村の惣鎮守として江戸時代に及ぶ。 明治四年1871に「熊野神社」と改号。