縣神社の基本情報
詳細情報
御由緒
創建ははっきりしていませんが、成務天皇の時代に縣主(当時の地方長官)が奉祀した神社と伝えられています。 長亨2年(1488年)に酒井小太郎定隆が土気古城を再興した際に、鬼門除けとしてこの地に再建し、その後、酒井氏の守護神として崇められました。 酒井氏が第5代康治を以って滅んだあと、徳川氏の治領下に及んで、天正19年(1591年)、家康公から始まり代々の徳川氏より玉石の御朱印領を寄進された山武郡内唯一の神社です。 櫻町天皇時代の寛保元年(1741年)には、宮廷より幣帛(へいはく)を賜るほどの由緒ある神社でもあります。 文化13年(1816年)に野火により焼失しましたが、天保14年(1844年)に再建されました。 昭和53年(1978年)に、千葉県神社庁より規範神社として指定されています。