柏諏訪神社の基本情報
詳細情報
御朱印
あり柏神社の御朱印と諏訪神社の御朱印がいただけて、
御由緒
当、諏訪神社の創祀については定かではないが、遠く鎌倉時代諏訪神社が関東、東北全般に奉祀された史実から考察すれば、狩猟神、農業神、武神として其の淵源する処は遠いものを思わせる。 古来、沼台地に集落を形成した人々は、江戸開幕の初、水戸街道が整備されると共に、下根郷台地から生活の本拠を街道沿に移し、ここ一里塚の前を良き所として社を奉遷したものと思われる。 以来、郷土の安穏、五穀豊穣、子孫の繁栄を祈って、我々の先人は心の故郷、一村の象徴として稽首崇拝の誠を捧げた。 緩かな時世の推移の中にも、人々の敬神と勤労は、柏下区の力強い歩みとなって発展し六十二戸の氏子は、明治四十年九月山林墾畝に散財した、山王、香取、天神、八幡、雷神、琴平の六社を本社に合祀し、神域の森厳を造成した。 更に、戦後三十有余年、我国の発展と共に人々の生活の様も整い、一部社有地の売却と氏子崇敬者569名からのご寄付に依り、御社殿・社務所の改新築を行うと共に、創建以来末社として奉斎している三峯神社、阿夫利神社、白山神社、鹿島神社、道祖神、疱瘡大神、侍道大権現、壱百余体からなる青面金剛(庚申塚)を整備し壮厳さを加えた。 玆に天皇陛下御在位六十年の吉年に、社殿改築十周年を記念し是を建立する。 昭和六十年九月二十日