極楽寺の基本情報
詳細情報
御由緒
極楽寺は房総半島の南部、鋸南町竜島にあります。竜島はその昔、源頼朝が石橋山の合戦で敗れ、海をわたって房総半島へと逃れた際、上陸した土地として伝えられています。 極楽寺の開基は詳らかではありませんが、元禄八年(1695年)の資料が現存しておりますので、およそ320年前から、この竜島の地に所在していたことは確かです。境内の槙の大木の樹齢はそれよりも古いといわれますので、あるいは頼朝の時代にすでに存在したかもしれません。 極楽寺の本堂は文化3年(1806年)に竜島の大火といわれる火災で焼失しましたが、文化8年2月に中興宥日和尚の尽力により再興しました。