東大社の基本情報
詳細情報
文化財
社殿は本殿が文政九年、拝殿が翌十年に造営され、後に昭和三十一年、元の草葺屋根をそのまま模して銅板葺とした。神社の裏の神苑雲井岬は眺望がよく、つつじの名所として知られる。
御由緒
人皇十二代景行天皇の御代に、天皇の皇子「やまとたけるのみこと」はこの東国地方を平定し、大和へ凱旋の直前、伊勢の「のぼめ」でお隠れになった。天皇は御追慕の念禁じがたく、皇子の御平定の跡を親しく御巡幸なされた折にこの地に七日間お留りになり、東海の鎮護として一社を営まれたのが当社の創建と伝えられる。一千八百数十年前のことである。