悟真寺の基本情報
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御由緒
阿弥陀如来立像の造像形式は中央様式であり、髪の部分や足元の作りから、平安時代藤原中期ごろの作と言われます。 木彫弘法大師坐像は27代南部利直公の四男、南部利康公を祀る正智院に伝わったもので、背面に次の文字が朱書きされています。 三戸正智院六代 住 持 紹慶求 寄進 この六代紹慶は享保10年になくなったと伝えられており、この仏像が寄進されたのはそれ以前と考えられます。 その後、正智院廃寺にあたり、元三戸御給人佐藤耕左右が買い求め、菩提寺の御真寺へ寄進したと思われます。