兜神社の基本情報
詳細情報
御由緒
藤原泰衡を祀る霊社。泰衡は平泉から家臣の河田次郎の領地(錦神社)に逃れる途中、この切石の地で兜を脱いだといい、没後その兜を祀ったと伝える。ただし、祭神名は「伊達泰衡」とする。 兜は寛政6年(1794)、藩主佐竹義和に献上されたが、明治32年(1899)に神社の御神体として戻された。 菅江真澄は『みかべのよろひ』で『義経記』に登場する兜明神はここだと記す。 兜は、昭和41年(1966)に鑑定家山上八郎氏によって、出羽国第一の古兜と認定されているが、公開はしていない。 村社。