中之院(嵓窟山根本中院)の基本情報
詳細情報
御由緒
霊亀元年(715)の創建。岩屋寺12坊中の根本道場であった。岩屋寺が高野山宗として独立した際、岩屋寺と関係を絶って現名称となる。 江戸時代末期の文政2年(1819)尾張藩主の招きで岩屋寺住職となった豪潮寛海律師をはじめ、歴代筆頭住職の住寺であった。 現有堂宇は、本堂と山門である。 境内にある鈴木伝ェ門宅から移設された七水之井地蔵(天正4年)や大根封じでも知られる。また、タヌキで有名な四国の大気味神社(喜能美弥大権現)を勧請、毎月15日を縁日としているので「たぬき寺」の名がある。(南知多町誌より)