弘誓院の基本情報
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御由緒
天文2年 源蓮社善誉呑及和尚により開山。この時、浄土宗となる。 元禄5年 森蓮社松誉貞亮和尚により中興開山。現在地に再建。 天台宗の最澄が、教えを広めるために全国行脚の旅に出て、英比の郷に立ち寄り、池のあたりまで来た時、池の中央から金色の光が立ち昇り、どこからともなく白兎がその光めがけ飛び込み、一寸七分の阿弥陀仏を運んできた。最澄は都の帝に奏上し池のほとりに勅願寺を建て、兎養山長安寺と名付けた。長安寺は七堂伽藍五十坊舎があったが数度の戦乱で消滅したといわれる。 (阿久比町誌より)