真如寺の基本情報
詳細情報
御由緒
当山は往古佐久島西寺島にあり、開基発願主は多田満仲公にして、草創開山は源信僧都で天台宗なり。しかし創立当時と建物は高潮にて流出せりと伝う。その後応仁元年(1467)、幡豆郡山口の郷、若一王子社側に殿堂を新築するを以って新開山とし一空洞本上人を仰ぐ。後山口にて火災のため殿堂消失して、形原の地に転地せり、正保年中(1644~1648)当村地頭 松平祥庄右衛門清直先祖菩提の為、御用米12石を毎年下渡され菩提所とせる。三河地方でも有数の大伽藍を持ち、形原、西浦地区、幡豆の一部の西山深草派の本寺である。