妙法寺の基本情報
詳細情報
御由緒
『寛文村々覚書』には、「高田派鳴海村万福寺末寺、顕智山妙法寺、寺内、年貢地」とある。建立、開山については明確ではないが、宗祖親鸞が、栃木県高田に恵修寺を建てたのちに、弟子達が諸国を回り布教に務め、その一人の顕智が、この寺を開いたと伝えられている。本尊の阿弥陀如来像は木彫で高さ47㎝、厨子に安置されている。薬師如来坐像は、木彫で像高26㎝、元禄9年(1696)小島庄六の寄進のものであり、かつて薬師の祭りは、盛大に営まれ、近隣からの参詣者で大変にぎわった。 (東海市史より)