医王山 神昌寺の基本情報
詳細情報
御由緒
創建 寿永元年(1182) 開基 心月孝波 旅の僧がこの地に庵を結び、円珍作の薬師如来を安置。のちに天台宗園城寺(大津市)に属した。多数の信者により本山から住持職を招き、大法要を営んだこともあったが、永正元年(1504)心月孝波が曹洞宗として開基し、同寺を建立した。 「寛文村々覚書」には、神昌寺は禅宗、横須賀長源寺の末寺とある。 明治9年、火災に遭い、その後、再建修復されたが現在は鉄骨本堂となっている。 薬師堂は火災を免れ、木造薬師如来立像や、寺宝の仏像が安置されている。 薬師如来像は、尾張藩ゆかりの三つ葉の葵紋の扉のついた厨子に安置されている。 (東海市史より)